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文山包種茶で花の香りを味わおう!台湾茶の人気者の飲み方

こんにちは!

今回は、台湾茶の中でも人気の高い文山包種茶についてご紹介したいと思います。

文山包種茶は、台湾北部の文山地区で生産される烏龍茶で、清らかな花の香りと爽やかな味わいが特徴です。

この記事では、文山包種茶の歴史、特徴と味わい、淹れ方や美容と健康への効果、おすすめの茶菓子などを詳しく解説します。

文山包種茶の魅力にふれて、ぜひお茶の時間を楽しんでくださいね。

文山包種茶ができた秘話!台北の近くで育った花の香りのお茶

文山包種茶は、日本統治時代に始まったと言われています。

当時、台湾北部の文山地区は台北市から淡水河を遡る形で開発され、茶園が多く造られました。

文山地区は標高が低く霧が多いため、高温多湿な気候に適した青心烏龍種という品種が栽培されました。

青心烏龍種は花香が強く、軽発酵にすることでその香りを引き出すことができます。

そのため、文山包種茶は軽発酵の烏龍茶として製造されるようになりました。

文山包種茶は、台北近郊で生産されることから、都市部の消費者にも広く親しまれました。

また、日本や中国など海外にも積極的に輸出されました。こ

のようにして文山包種茶は台湾茶の代表格として名声を高めていきました

文山包種茶の特徴

文山包種茶の特徴は、清らかな花の香りと爽やかな味わいです。

花の香りはモクレンキンモクセイなどが感じられますが、品種や製法によって異なります。

味わいは甘みや旨みがありますが、渋みや苦みは少なくすっきりしています。

水色は緑色がかった黄色で、透明感があります。

茶葉は細長くよじれた形で、緑色が強く、発酵の跡が少なく見られます。

文山包種茶は、台湾北部を代表する烏龍茶で、清茶とも呼ばれます。

その名の通り、清涼感や清潔感のある烏龍茶です。

文山包種茶のおいしい淹れ方

文山包種茶は、花の香りが強い烏龍茶です。

香りを楽しむためには、熱いお湯で淹れることが大切です。

白磁蓋碗がおすすめの茶器です。(下記の写真)

凍頂烏龍茶などの華やかな香りが強い茶葉に適しているので、1個は持っていたほうが便利です。

淹れ方は次のようにします。

  1. 蓋碗にお湯を半分ぐらい入れて温めます。温まったらお湯を捨てます。
  2. 茶葉を入れます。110cc程度の蓋碗なら、茶葉は5gくらいです。茶葉は細長くねじれているので、蓋に触れるくらいが目安です。
  3. 沸騰したてのお湯を注ぎます。お湯は蓋碗からあふれないように気をつけます。
  4. 40秒ほど待ってから、茶海に注ぎます。蓋を少しずらして茶葉が流れないように注ぎましょう。これが1煎目です。蓋碗の蓋の裏や茶葉の香りを嗅いでみましょう。
  5. 2煎目は、お湯を注いで30秒ほど待ってから注ぎます。1煎目よりも味わいが出てきます。
  6. 3煎目以降は、味わいが薄くなってくるので、1煎ごとに10秒ぐらい長く待ってから注ぎます。10煎目くらいまで楽しめます。

文山包種茶でキレイになろう!花の香りに隠された美容と健康の効果

抗酸化作用

文山包種茶には、カテキンやテアフラビンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。

これらの成分は、活性酸素を除去することで、老化や病気の予防に役立ちます。

また、肌のコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、シワやたるみの改善にも効果的です。

利尿作用

文山包種茶には、カフェインやテオフィリンなどの利尿成分が含まれています。

これらの成分は、尿量を増やして体内の水分や老廃物を排出することで、むくみや便秘の解消に役立ちます。

また、血圧や血糖値の調整にも効果的です。

消化促進作用

文山包種茶には、タンニンやペクチンなどの消化促進成分が含まれています。

これらの成分は、胃腸の働きを活発にし、食欲を増進させます。

また、脂肪分の吸収を抑えて代謝を高めることでダイエットにも効果的です。

リラックス作用

文山包種茶には、テアニンやガバなどのリラックス成分が含まれています。

これらの成分は、神経系を安定させてストレスを緩和し、気分を落ち着かせます。また、睡眠の質を向上させて疲労回復にも効果的です。

文山包種茶は、美容と健康に嬉しい効果がたくさんありますね。

ただし、過剰摂取は逆効果になることもありますので、1日3~5杯程度を目安にしてください。

また、妊娠中や授乳中、薬を服用している方は医師に相談してください。

文山包種茶と一緒に食べたいお菓子!

文山包種茶は、清らかな香りと爽やかな味わいが特徴です。

そのため、あまり甘すぎないやさしい味わいの茶菓子が合います。

台湾風カステラ

台湾では「古早味蛋糕」と呼ばれるふわふわのカステラです。

卵とハチミツの風味が豊かで、文山包種茶の花香と相性抜群です。

芋頭餅

芋頭(タロイモ)で作った餡をもち米粉で包んだお餅です。

芋頭の甘みともちもち感が文山包種茶とよく合います。

鳳梨酥

パイ生地でパイナップルジャムを包んだお菓子です。

パイナップルの酸味とパイ生地のサクサク感が文山包種茶とよく合います。

豆花

豆乳で作ったプリンのようなデザートです。

砂糖やシロップ、タピオカやフルーツなどをトッピングします。

豆乳のまろやかさと文山包種茶の爽やかさが相まって美味しいです。

 文山包種茶に合う茶菓子は、台湾の伝統的なものが多いですね。

台湾の風土や文化を感じながら、文山包種茶と一緒に楽しんでみてください。

文山包種茶で癒されよう

文山包種茶は、台湾北部の文山地区で生産される烏龍茶で、清らかな花の香りと爽やかな味わいが特徴です。

歴史や製法、特徴と味わい、淹れ方や美容と健康への効果、おすすめの茶菓子などを詳しく解説しました。

文山包種茶は、目覚めの一杯やリラックスタイムにぴったりのお茶です。

清涼感や清潔感のある烏龍茶で、心も体も癒されましょう。

文山包種茶を飲んで、台湾の自然と文化に触れてくださいね。

 

 

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